• テキストサイズ

【ハイキュー!!】夢の続き

第42章 One for all , all for one.


菅原さん
「もう一本!!」

大地さん
「ナイッサー!」


チームの鼓舞が聞こえる
再び目を軽く閉じる

まだ鳴っていないサーブを打ての合図
まだ冷めない会場の熱気
ああ、あの時と似ている
この感覚、あの時と似ている気がする


私が、私自身に負けたあの時と――


ピッ


静かに瞼を開ける
さっきと同様、張りつめたような空気
私に集まる視線

視線1つ1つが、棘のようにチクチクと刺さってるような気がする


サーブトス
助走
踏み切り

打つ



向こうのコートへ飛んでいくバレーボール



ダンッ



「っ!」


ピッ

と音が空気を震えさせた
瞬間、青城側の歓喜の声


及川
「ナイスジャッジ!」

岩泉
「外すこともあるんだな」





「す、………すみません……」

菅原さん
「ドンマイドンマイ!」

大地さん
「ほら、ヘコむな!」


「…ありがとうございます」



サーブ権が移り、今度は青城がサーブを打つ
そして、その打つ選手が及川だ

青城はあと3点で1セット目を先取する
これを、攻略できなきゃ1セット取られた後もこれで苦しめられる……
何としても、取らせないようにしなければ……!


ドギュッ


「はいっ」

西谷さん
「任せろ!!!」


葵&西谷さん
「「!!」」


音を立てて、及川が打ったボールは私と西谷さんの間に落ちた

武田先生
「! お見合いっ……」


「すみません……
出過ぎました」

西谷さん
「悪ぃ!
俺が行くトコだった!」


次はドコ来る……?

/ 658ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp