第39章 王様VS大王様 夢(?)の試合
「来た 超速攻ー!!」
どうやら烏野排球部は、「超速攻」で通っているようになったらしい
葵
「ああっ、正面か……」
日向の打ったボールはレシーバーの正面だった
つまりは、向こうの攻撃がくる
滝ノ上
「!! んんっ!?
おい 青城のセッター
またツーで打つ気か!?」
日向&田中さん
「「!」」
レシーブされたボール目掛けて及川が走り、踏み込む
滝ノ上
「さっきよりあからさまだ!」
田中さん
「ナメんなっ!!」
葵
「! ちが―((ドキュッ))」
繋心
「―スパイクモーションからの―
セット」
葵
「っ……」
圧倒的な試合慣れしたプレー
全国へ進むためのキップをかけた真剣勝負に、あのパフォーマンスができるくらいの心の落ち着き度
ひらめき
凄い………
岩泉
「おい
ちょっと低い」
及川
「あれゴメン
でも岩ちゃん大体打ってくれるじゃん」
日向
「………」
田中さん
「くそっ」
大地さん
「コラコラコラ
"及川スゲー"は最初からわかってた事だろ
それに セッターの腕も攻撃のハデさも
こっちだって負けない!」
日向&田中さん
「「アス!!」」