第38章 決心
繋心
「じゃあ 明日も遅刻すんなよー!」
「「「チョース」」」
大地さん
「影山 いつもよりピリピリしてる感じするな……」
菅原さん
「…………」
葵
(そうだ
明日は青城と戦って、白鳥沢と戦って、若に勝って………これでいいじゃないか
それで思い残すことなんざないじゃないか)
大地さん
「あっ
行った」
私の隣を日向が通りすぎて、前方の影山のところまで走っていく
日向
「おい影山!
10代半ばにして眉間のシワとれなくなるぞ!」
影山
「ア"!?」
葵
「ブフッ」
日向
「明日 大王様倒して――」
影山
「!」
葵
「そんで白鳥沢も倒していざオレンジコートだな」ニッ
日向
「おお!
なら影山、テレビに映るんだから爽やかな顔の練習した方がいいぞ」
影山
「!?
余計なお世話だ!」
葵
「いやいや、お世話じゃないでしょ」笑
影山
「なっ……
試合には勝つ
勝たなきゃ先に進めねえ!」
よっしゃー!と日向が跳ねた
大地さん
「頼もしいなァ
………スガ 旭
明日も 生き残るぞ」
菅原&東峰
「「――おお」」
田中
「行くぜ
3年生と………全国」
2年
「「「おお」」」