第36章 伊達 vs 烏
ピーッ
「「「お願いしァース!!」」」
繋心
「1回戦見た感じだと1発目強烈なサーブが来るはずだ」
菅原さん
「サーブで崩して確実にブロックで仕留めて出端を挫くっていうのが伊達工の立ち上がりのパターンぽい
そこは3月と変わってない」
繋心
「1本目
レシーブしっかり上げてけよ!」
「「「オス!」」」
繋心
「確かに向こうの壁は強固だ
でも それを抜けさえすれば勝機は見える
音駒みたいになんでもかんでもレシーブで拾っちまうチームは
そうそう居ないからな」
葵
(………二口は多分、ウィングスパイカーかな
眉なし強面さんは……
あの身長からして、ミドルブロッカー…かな
壁になるとしたら、あの2人がきっとそうだ)
繋心
「おい葵!
ちゃんと聞いてんのか!?」
葵
「ん?
ああ、何って?」
繋心
「聞いてなかっただろ」
はい、聞いてません(´-ω-`)
繋心
「……よし、
"鉄壁"を切り崩してやれ」
烏野 ファイッ
オオッス!