第3章 練習、練習、練習
教室に着く
―1年3組
葵
「ふあぁ〜あ………
やっぱ眠い……………」
ウトウトしてたら、隣の席の男子がたいそうイライラした様子で座る
ーーーーーガタンッーーーーー
隣で音をたてられ、びっくりして目が覚めた
隣を見ると………
葵
「あっ、」
影山だった
影山
「?、 あ。 お前、一緒のクラスだったのか」
そんな睨まなくっても
葵
「奇遇だね
まさか隣だったとは思わなかったよ」
影山
「……………」
葵
「なんだよ……… 人の顔ジロジロ見て」
影山
「………や、なんでもない」
葵
「??」