第24章 まさかのお呼び出し
葵
「っ………」
惜しくも、繋げられなかった
武田先生
「あああ……」
繋心
「……完敗……だな」
「ウチにしてはミスも少なかったしウチの強力な武器はキッチリ機能してた」
「でも勝てなかった
アレが"個人"じゃなく
"チーム"として鍛えられたチームなんだろうな」
葵
(あの研磨が…………
滑りこんでいくなんて……)
日向
「もう一回!!」
日向がそう叫んだ
猫又監督
「おう そのつもりだ!
"もう一回"がありえるのが練習試合だからな」
日向の目が輝いた
不覚にも
いいなとか
思ってしまった………
葵
(ギュウッ)
拳を握った