第22章 再会
黒尾&孤爪side
GW前 宮城へ遠征に行く前の話
葵の父
「お!鉄ー!!研磨ー!!」
黒尾
「あ、こんちはー」
孤爪
(ペコっ
葵の父
「今帰りか」
黒尾
「はい」
学校の帰りに葵の親父さんと会った
家がお互い近いから一緒に帰る
葵の父
「明日から宮城へ遠征に行くのか!?」
黒尾
「はい」
葵の父
「ホォ〜( -`ω-)
研磨、楽しみか?」
孤爪
「………別に」
葵の父
「ガハハっ
まあ宮城へ行ったら絶対ヤル気出るよ」
黒尾
(絶対?)
研磨をヤル気にさせる存在とは何だろうか
それも、親父さんは"絶対"と言った
さっき、対戦高校を言ったけど
その内のどこかに
研磨をヤル気にさせる奴でもいるのだろうか
と黒尾は思っていた
葵の父
「向こうで葵に会ったらよろしく頼むな」
黒尾
「会えたらですけどね」
葵の父
「絶対会えるよ
あいつ、ママには電話するくせに俺には全くしてくれねーんだよぉぉぉお!(泣)」
黒尾
「(笑)」
孤爪
「(汗)」
葵の父
「明日から頑張れな!
最後はやられてこいよ!
じゃ、おやすみ」
黒尾&孤爪
「おやすみなさい?」
家へ入っていった親父さん
孤爪
「ねえ、クロ
葵って、宮城へ行ったんだよね」
黒尾
「おう
でもよー、会えるのかよ
俺達は男バレであいつは女バレのはずだろ?」
孤爪
「マネージャーとか?」
黒尾
「あいつはバレーをする為に宮城へ行ったんだぞ?
マネージャーとかしないだろ」
孤爪
「うーん……」
結局、親父さんの言葉の意味がわからぬまま遠征の日となった