第22章 再会
5月6日
AM 8:50
烏野総合運動公園 球技場
葵
「やっと、試合……!!」
日向
「おう!」
葵
「あの音駒と試合なんて……!!」
ブルブルと震える
日向
「津田、トイレか?」
葵
「違うし、まず日向には言われたくない
あっれ〜?いつも緊張してトイレ行くの誰だっけぇ??」
日向
「うっ……」
繋心が見えたのでそっちへ行く
葵
「猫又監督、元気かなー?」
繋心
「お前、猫又監督知ってんのか?」
葵
「お父さん、音駒だったんだよ〜」
繋心
「そうだった………」
葵
「プッ 忘れるとか繋心も年だねぇ」
繋心
「あ"ぁ"!
俺はまだ20代だ!!」
葵
「え!?そうなの(笑)
てっきり40代かと思っちゃったよー」
繋心
「ちげーわ!!」
武田先生
「元気ですねぇ」ニコニコ
葵
「武田先生は若いですよね
よくこんな奴と釣りあえますね」真顔
武田先生
「あはは、そんな事ないよ!
烏養君、面白いですし、楽しいですから」
葵
「先生、気を使わなくても大丈夫ですよ?」
繋心
「てんめぇ!こら!!
葵っ!!!」
ピューと逃げていく
大地さん
「集合!!!」
みんなが一斉に集まる
音駒の生徒も前で1列に並んでいる
烏野も1列に並んだ
顔を見合わせていると
日向
「あ"っ!!?」
日向の目の前の男の子は目を逸らす
葵
(なんか…………似てる…)
大地さん
「挨拶!」
「お願いしアス!!」
「しアース!!!」