第21章 合宿最終日の夜に……!?
葵
「………」
菅原さん
「日向、津田はトスが苦手なn「違うんです」
私は、菅原さんの言葉を遮った
苦手なんじゃない
葵
「……あの時は、日向は影山のトスを知らなかった
だけど、今は違う……
今の日向は、影山のトスじゃないと打てない
と思うんだ
僕は、中学の頃セッターだった
スパイカーが打ちやすいトスをあげるのがセッターの仕事
なのに、そのスパイカーがあげさせてくれなかった
打ってくれなかった
技術面で、チームワークも、分からなくなった」
みんなが黙りこんでしまう
日向
「影山にも言ったけど、それ、中学のハナシでしょ?
おれはトスがあがるだけでもありがたい!
だから、上げてくれよ」
西谷さん
「そうだ!
俺達はお前を仲間と思ってるぞ
なあ!龍!!」
田中さん
「お、おう!!
そうだぞ!」ニッ
葵
(私、ここに来てよかった……)
「ありがとぅ……ございます」
目が熱くなる
俯いてそう呟く声は多分湿っていた
大地さん
((^^))
それから、王様ゲームは続いた
私に告白させたりと、楽しい時間?は続いた
いい程に遊んだら、明日に向けて寝た
もちろん、もう制服は脱ぎましたがね!
みんなが眠ったのを見て、
葵
「ありがとう」ニコッ
と呟いた
そして、私も眠った