第12章 帰ってきた英雄
学校に着いてもまだ眠るみんな
葵
(と、とりあえず菅原さんを起こしてあげないと)
(ど、どうやって起こせばいいんだ!?)
唸っていると
菅原さん
「…ん?あれ、もう着いたべ?」
「っ!あ、ごめんな!!
重かったよな!!」
葵
「い、いえ」
「大丈夫ですよ、菅原さん軽かったですし」
菅原さん
「そうか、ホントごめんな!
でも、寝心地良かったべ」ニカッ
ポンポンと、頭を撫でてバスから降りていく菅原さん
葵
(撫でられた&褒められたぁぁぁぁあ!!!)
みんなまだ眠そうな目を擦りながら外へ出る
私だけは元気100倍アンパン…じゃなくて、まあ、元気100倍で出て行った
体育館のモップがけも、気分上々でかける
山口
「あれ見てツッキー!立ったまま寝てる!」
月島
「スゲー(笑)」
つられて私も見る
日向が立ったまま寝てる
葵
「日向ぁー!ほら、起きろよ!!」(バシーン!!
日向
「うぉっ!!?ったぁーーー!!!!!」
月島&山口&影山
(((ん!?(⊙ω⊙))))
山口
「何か、やけにテンション高いね、津田」
月島
「こわww」
バシバシ日向の背中を容赦なく叩く
そう!今の私はテンションが高いのだ!!