第5章 2日目
「……うきちゃん、化けれてないよ?」
あたしがそう言うとうきちゃんは、頬を少し赤くして反論する。
「いっ今やってるんだよ~!!」
「いや、全く出来てないから」
的確かつ鋭いツッコミをいれる鉄華。
「右近………」
男子が声を揃えて言う。
「え、ちょ、哀れんだ目で見ないで!」(右)
「妖力高いのに人間にさえ化けられないんだね~」(タ)
「化けられるし!本気出してないだけだし!!」(右)
「んじゃ早く本気出したら~?ww」(タ)
(……二人のキャラ崩壊が激しすぎる)全
「っ、……ってゆーか、タマちゃんだってちゃんと化けられてないじゃん!へいバーカバーカバーカバーカ!」(右)
「バカはお前じゃ!バーカバーカ──」(タ)
「しょーもない喧嘩すんなー!!」(か)
ゴスッッ ガスッッ
「っ~~~~~!!」(右&タ)
頭を押さえてあたしと右近がうずくまる。
簡単に説明しますと…あたしと右近がしょーもない理由で喧嘩してるところへ、かぐやがチョップを食らわせて来たのです。
痛いのなんのって………暫く動けませんでした。
いやぁ~さすがヤクザの若頭ですね~。