【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第5章 *やってみぃ【今吉&青峰】*
青峰side
そんなこったろうと思ったわ。
けどわりーな、気持ちは変わんねぇ。
「頑張るねぇ先輩?」
『青峰君…!何でまた先輩なんて……」
「だってそうだろ?もしかして照れてんのか?可愛いじゃん」
『かわっ…?!』
「なあ、このままバックれようぜ」
『バックれ…?!ダメだよ…!』
「かてーなお前。ちょっとくらい……アン?」
『な……何…?』
「お前……首のコレ、キスマークか…?」
『ひゃ…!い、いきなり触…っ!』
「ヤったのか、あのメガネと」
『っ…!』
今までは話の邪魔する程度だったが……とうとう見せびらかして来やがったわ。
があの人と…?ハッ、冗談じゃねぇ。
「おー、ここにおったん……かって、なんや自分も一緒かいな」
「分かってて来たんだろうが」
「まあまあそう怒らんと。ところで……どないしたん、その首」
『あっ…これは、えっと…』
「あーすまんすまん、昨日ワシが付けたんやったな。可愛かったで…?」
『やっ、やめて下さい…!恥ずかしいです……』
「今日もシよか…?」
『ええっ…?!』
「ええやん、付き合うとるんやし」
『っ……』
「決まりやな。ほな行こか」
『はいっ…!』
「またな、青峰」
「……」
何だよ今の。嫌味たらしいったらねぇ。
特に最後ニヤッと笑いやがって。
喧嘩売ってんのか?
……上等じゃん、負けるかよオレが……。