【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第48章 *もう会えない……【虹村修造】*
*おまけ*アメリカにて、氷室と*
「シュウ?シュウ!」
「あ…?おー、何だ?」
「ボーッとしてた。何か考え事?」
「まあな……今頃どうしてっかなーって」
「ああ……前に話してた彼女の事?」
「もう彼女じゃねぇって何回も言ってんだろ」
「でも心ではそう思ってる……だろ?」
「っ……うっせ」
「きっと元気にやってるよ。それに、もし運命の相手ならまた巡り逢える」
「……オメーは何でそう簡単に恥ずかしい事言えんだよ」
「そう思ってるからな」
「まあ……あの時は別れるのが1番良いって思って1人にしてきたけど……」
「けど…?」
「もし逢っちまったら……今度こそ離せねぇだろうな……」
「それでいいんだよ、シュウ」
「けどなんか気まずくねぇ?あんな別れ方しといて今更……未練たらしいとか思われるかもしんねぇし」
「それは未練じゃない。愛だよ」
「うっ……愛とか好きより照れんじゃねぇか!」
「でも愛してるんだろ?その子を」
「……おー」
「だったらちゃんと伝えよう。きっと分かってくれる」
「ああ……だといいな……」
*次へ続く*