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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第48章 *もう会えない……【虹村修造】*




〝無理だ〟


そう言う筈だったオレの口からは全く違う言葉が発せられた。

こちらを見つめる眼差しさえも愛おしくて……オレは呼んだんだ。

「……」って。


何回呼んだかわからないこいつの名前。
けど今のは1番甘くて…1番優しく呼べた。


そして初めて抱いた時以上に高鳴る胸をなんとか抑え込もうとするオレ。

でもどう抑え込もうとしても言う事を聞いてくれなくて……

オレは……



「ンンっ……は、ぁ……しゅ、う……んっ、ふ…っ」



の柔らかい唇に勢いよく顔を近付けた。


虚しく衰えてしまっていた一物に力が戻るのを感じながらひたすら交わし続け、自分を再び受け入れてもらう為に当てがい、そして……押し込んだ。



「ハァっ、ハァ……っ、んっ…!」

「んぅあっ…!はぁ…っ、ンン…!」



狭い膣内からの気持ちが痛いくらい伝わってくる。


本当は嫌です。
行ってほしくない、離れてほしくない。
私の側にいて……。


わり……。
行かなきゃならない、離れなきゃならない。
次はオレじゃない誰かに側にいてもらえ……。


絡み合う視線で、身体で、心で……オレ達はこんな会話をした。



「修造っ……最後に1つお願いを……聞いて下さいっ……」

「っハァ……あ…?」

「私を……好きだと言って……」



その願い……オレは叶えてやった。

心を込めて……自分の中にある愛全てを託して言う。



「お前が好きだ……」



と。


はオレからの言葉を受け取り、幸せそうに微笑んで……



たった一筋だけ……涙を流した。




*次へ続く*
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