【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第48章 *もう会えない……【虹村修造】*
「おっ、お邪魔します……」
「あ?何今更固くなってんだよ」
「だってその……これからの展開が分かってるから……うわっ!」
「嫌なのか?」
「いえ…!そうじゃなくて……」
「だったらいいだろ……」
「んんっ……」
遊園地を出てを家まで連れて来たオレは直ぐに身体を押し倒す。
……もっと優しく寝かせてあげたかったのに、ついいつもの癖で引っ張ってしまった。
ムードも全くない。
もうこれっきりなのに。
とキス出来るのもこれで最後。
肌に触れられるのも最後。
可愛い顔見れるのも、甘い声を聞けるのも、イってくれるのも、オレを受け入れてくれるのも……
全て最後だ。
「オレから頼みがあんだけどいいか…?」
「はい…?」
「全部脱いでヤりてぇ……」
「ぜ、全部ですか…?!」
「頼む……もっと感じてぇんだよ、お前を……」
「っ……わ、分かりました……でもあまり見ないでほしいです……」
「おー……サンキュ……」
服なんかいらない。
あったらの熱を感じられないから。
全身にお前のぬくもりをくれ。
こっちも全てを捧げるから……オレにありったけの愛をくれ。
多分オレはお前の事を忘れられない。
だから沢山刻み込ませてほしい。
自身を連れて行けないなら……せめてぬくもりを持って行きたいんだ。
これまでの思い出と一緒に。