【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第46章 *主将、鼻血を出す【笠松幸男】*
「先輩……私幸せです」
「ああ、オレもだ。ただ……」
「ただ…?」
「なんて言うかその……物足りねぇっつーか……」
「……はい、いいですよ。先輩にならされたい……」
「そ、そうか。なら……とりあえず腕緩めるぞ」
って見えたの顔は、どういうわけか不思議そうにしていた。
こいつの頭を抱えていてはキス出来ないからそうしただけなのに……何故だ。
全く理解出来ない。
「な、何だよその顔」
「先輩……するんですよね…?」
「っ……まあな。オレにだって出来る」
「なら……どうして寝かせないんですか…?あ、キスが先とか……」
「ああ、キスが先……って、寝かせるだと?!」
「?」
の考えていた事はオレより遥か上の事だった。
これで表情の謎は解けたものの……そのせいでキスどころじゃなくなってしまうオレ。
口をパクパクさせる事しか出来ない。
そこまでは頭になかったからだ。
「先輩……私なら大丈夫ですから……」
「いやオレは大丈夫じゃねぇ…!」
「だったら私が先導します。触って下さい……」
「はっ?!おい…!」