【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第46章 *主将、鼻血を出す【笠松幸男】*
に手を取られ、彼女の胸に誘導されてしまった。
オレ触ってる…!としか考えられなくて、こいつが「揉んで下さい」と頼んで来てもどうする事も出来ない。
「こうやって力を入れるんです……」
「バッ…!何してんだお前!」
「お願いします、先輩……」
「っ……こっ、こう……か?」
「はい……そのまま離さないで……」
「ん…ッ?!」
ダサい。ダサ過ぎる。
女に揉まされるなんて。
おまけに自分からする筈だったキスまでされてしまう始末。
情けなくて……オレは空いてる手を強く握り締めた。
けどの唇は想像以上に柔らかく、とても気持ち良い。
頭がボーッとしてくる。
キスってこんなに良いモンなんだな……。
と思ったオレは目を閉じて、を抱き寄せた。
決して上手いとは言えないオレ達のキス。
でもお互い真剣だった。
「先輩……私……」
「ああ……でもオレでいいのか…?」
「はい、勿論です……」
もうやるっきゃねぇ!と自分を奮い立たせたオレは、の肩を掴んでゆっくりと押し倒した。
上から唇押し付けて、先ずはキスに集中する。
舌を……入れてみたり。
これで少しは緊張も解れる筈だと思っていた。
けど……
オレが意識を唇に注いでいたから、こいつが自ら制服を乱していた事に気付かなくて……
「ブッ!!」
「えっ、先輩?!」
いきなり見せられた下着に鼻血を噴き出してしまい、暫く動けなくなってしまった。
はボタン開けたままオレを介抱するものだからなかなか血が止まらず……
また今度にシようという事になった。
*次へ続く*