【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第43章 *あの約束の前に【宮地清志】*
「声出てるけど……感じてんのか?」
「はぁ…っ、うん……あっ……」
「めちゃくちゃ可愛い……」
「えっ?やだいきなりそんな事言わないでよ…!」
「……なんだよ。オレが可愛いって言っちゃ悪いのか?」
「みゆみゆには言うけど私には言ってくれた事ないもん……」
それは……言えるわけない。
みゆみゆとは別だ。
彼女はアイドルだし、次元が違う。
だから幾ら可愛いと言っても恥ずかしくない。
けどに対しては……どうしても口に出来なかった。
浴衣姿を見ても
水着姿を見ても
染めた髪を見ても
新しく買ったという服を見ても
何を見てもオレから出るのは「可愛い」じゃなくて「いいんじゃねぇの?」だった。
それがオレの精一杯の表現。
でも女は……はちゃんと言われたかったようだ。
「不貞腐れんな、焼くぞ」
「だって……」
「……聞きたいならもう一回言ってやってもいいけど」
「本当…?」
「っ……っても今直ぐじゃねぇからな」
「ええっ…?!ひゃっ!」
改まってそう簡単に言えるものか。
……いや、言ってやろうとしたけど……
こいつが上目遣いで「本当…?」って言ってきたから照れてしまっただけ。
その照れを隠すように、オレはの秘部を撫で上げて指をナカに入れてやった。
お湯に混じってこいつの愛液が絡みつく。
周りに反響してか……
水音が大きく聞こえる気がした。