【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第43章 *あの約束の前に【宮地清志】*
宮地side
「ハァ……」
頭からシャワー浴びてさっきの事を考える。
メール1つでキレるなんてガキか。
が誰と連絡取ろうがオレには関係ない。
嫌だけど……嫌なんて言える立場じゃない。
まあ仮に付き合ってたとしても制限するような事はしたくないのだが。
「上がったら謝るか……」
シャワーを止め、洗顔料でゴシゴシと気持ちを入れ替えるように顔を洗うオレ。
背後にとんでもないものが近付いてるとも知らずに。
「あ…?」
洗い流し、シャンプーに手を伸ばしかけた所で背中に何かの気配を感じた。
目の上のお湯を拭って振り返ると……そこには身体にタオルを巻いて突っ立ってるの姿が。
なんで居んだよ!!
って思うと同時に自分の股間を隠し……というか背を向けて顔を赤くする。
決して湯気のせいではない。
「な、何してんだお前…!」
「一緒に入ろう…?」
「ハァ?!もうガキじゃねぇんだぞ!入れるか!切るぞ!」
「嫌…?」
「嫌とかそういう問題じゃねぇよ!は、早く出てけ!」
「やだ」
「こんな時に我儘言っ、」
「さっきは……ごめん」