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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第2章 *初体験【赤司征十郎】*


「すまない、ちょっと彼女を借りてもいいかな?」



そしてその日の練習後。

桃井達と帰ろうとしていたを呼び止めて、誰も居ない体育館裏まで連れて行った。

その時少し赤かったように見えたの顔。

それはオレが軽く手を引いていたからかもしれない。



「すまない、帰る所を呼び止めたりして」

「う、ううん!大丈夫だよ……」

「話があってね。……青峰が話していた事についてだ」

「あっ…!聞いてたの…?!」

「ああ。あの話は本、」

「ち、違うよね…?!赤司くんが私なんか好きになってくれるわけ……」

「違くはない。オレは好きだよ、」

「え……嘘……」

「本当だ。もうずっと前からね……」
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