【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第2章 *初体験【赤司征十郎】*
その事について特に否定はしなかった。
例え噂でも、彼女の耳に入れば多少は意識してくれるだろうと思ったから。
けど風の流れでは耳にしなかった。
青峰が……直接伝えてしまったんだ。
「おい知ってるか?」笑
「な、何を…?」
「赤司の奴、お前の事好きなんだってよ!」
「えぇっ…?!」
「マジだぜマジ!本人も認めたんだからよ!」
「そんな……嘘でしょ?私なんかを好きになるわけないよ……」
「お前オレの話信じられねぇのかよ」ムスッ
「うん……だってあの赤司くんだよ…?モテるのにわざわざ私を選ぶわけない……」
「うんって言いやがったこいつ……」汗
この会話を……オレは影から聞いてしまっていた。
全部本当の事なのに信じてくれてない様子だったから……
これはもう本人に言うしかない。そう思った。