【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第41章 *オレとお前【青峰大輝】*
……たまにドラマやアニメで見るアレ。
緊張の瞬間のシーンで心臓の音だけがドクン……ドクン……と鳴るやつ。
今正にその状態。
女のナカすら初めてなのに、その上処女とはどれくらいの破壊力があるのか想像つかない。
「大丈夫…?」
「だ、大丈夫だっつーの……お前こそどうなんだよ」
「だ、大丈夫……」
2人して「大丈夫」の言い合い。
何だか少し面白かったけど、笑ってはいられない。
先端をちょびっと挿れただけで感じた締め付けにオレは顔を顰め、
は痛みで顔を顰める。
どの程度の力で入って行けばいいか未知過ぎてテンパるものの、の様子を伺いながら、確実に時間を掛けてゆっくりと身を沈めていった。
「いっ!大輝っ…!」
「頑張れよっ……後半分…っ」
痛い思いをさせてるのはオレなのに……頑張れなんて言うのは変だろうか。
やはり自分は気の利いた事を言ってやれない。
けど何とかしてを安心させてあげたくて……
「次は……上手い事やってやるよ…っ」
「えっ…?ンンっ…!」
初っ端あれだけ失敗し続けたキスを……ここでしてあげた。
歯は……もう当たらない。