【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第41章 *オレとお前【青峰大輝】*
……ドキッとした。
正に〝早過ぎた〟と思っていたから。
でもは真っ直ぐオレを見て「シよ…?」って言ってくれた。
〝今じゃなきゃ嫌〟
〝怖くないよ〟
そう口にするくせに……ちょっぴり震えてる手でオレの頬に触れて来る。
「っ!きゃ…っ」
「童貞に任せられるかよ」
「うん……だって大輝だもん」
「もうかっこ悪りぃとこは見せねぇから……す、するぞ」
「ふふっ、うん」
オレは覚悟を決めてを後ろに倒した。
本当は怖いくせに、強がってまでオレと重なりたいと思ってるこいつの気持ちを無駄にしたくなくて。
それに……オレがその恐怖を取り除いてやればいい。
テクニックとか気の利いた言葉とか……そんなの自分にはないし言ってやれる自信はないけど、何か他の方法で安心させてやれる筈。
「う、お…!」
「何…?」
「あ?いやっ……やっぱ触るとデカさが実感出来ていいなーとかよ……」
「そこまで大きくないと思うんだけど……」
「んな事ねぇよ。……期待通りだわ」