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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第39章 *何が足りない?【高尾和成】*




真ちゃんが悪い。

オレのちゃんを取ったから。

だからオレに刃物突き刺される。


痛みに顔を歪めて呻く真ちゃんの声が……耳を擽って痒い。



「た……かおっ……」

「お前が消えてくれたら……あいつは完全にオレのモノになんじゃん…?邪魔なんだよなーお前」

「クッ……」

「なあ……刺されるってどんな感じなわけ…?やっぱ痛ぇの?」

「お……お前っ……」

「ブフォッッ!!わり…!そりゃ痛ぇわな!肉引き裂かれちゃさ」

「あいつに……何っ……するつもり……なのだよ…っ」

「決まってんだろ?オレのモノにすんの。お前が居たらちゃんはこっち見てくんねーからさ。なーに、心配しなくてもちゃーんとオレが愛してやっから!」

「ゴホゴホッ……」

「だからさ……早く死ねよ、真ちゃん」



一回刺しただけじゃ足りない。

グリグリと押し込んでは抜いて押し込んでは抜いて……。


体格差はあっても、刃物一つでオレは真ちゃんに勝てる。



「ギャハッ!真ちゃ…!すげぇ顔して死んでやんの…!けど全部お前が悪りぃんだからな?まっ、ゆっくり休んでろよ。おやすみ」
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