【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第38章 *甘え【荻原シゲヒロ】*
「なあ、オレ何処で寝ればいっ……」
「あ、ごめんね。布団出してあげる」
あれからオレが部屋に戻ってと交代して……
で、今こいつが戻って来て……
もう既にオレは理性崩壊。
風呂上がりって何でそんなに色気があるんだろうか。
ちょっと大きめの部屋着のせい?
あったまって頬が赤いせい?
とにかく……今直ぐギュッとしたいくらい可愛く見える。
「はい、布団敷いたよ」
「あ、サ、サンキュ!」
「んじゃ寝よっか。電気消すね」
「おう!」
いきなり真っ暗になると目が慣れるまで時間がかかる。
だんだんと辺りが見えて来るようになると、「何でオレここで寝てるんだろう……」と思う。
手を出す云々じゃなくて、折角泊まりに来てるんだから……もっとくっ付きたいなって。
オレはに甘えたいんだ。
だから……
「なあ……寝た…?」
「んー……なぁに…?」
「布団……入っていい?」
「寂しいの…?」
「わ、悪いかよ……」
「ううん……いいよ」
オレはと同じ布団に入るんだ。