【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第38章 *甘え【荻原シゲヒロ】*
「やべ!んちの風呂!」
いつもここで洗ってるんだなーとか思うオレ。
なんかちょっと……想像してみたりして。
……で、鼻血出しちゃったりして。
「やべやべ…!どんだけだよオレ!って、うお!」
血が流れていくとこを見てて視界に入った自分の股間。
……見事に元気。
「うわ!コラ!」とか言って殴りつけるから痛い。
風呂の中で一体オレは何やってるんだろう。
「とにかく早く洗って戻らないとな!」
「で、早く寝よう!」
「……何処でだ?」
「まさかと同じベッドか…?!」
「む、無理!オレ襲っちまう!」
「シゲ大丈夫?」
「うわ!?!」
「遅いから逆上せてるのかと思って……」
「だ、大丈夫大丈夫!今上がるから!」
「そう?じゃあ待ってるね」
「ふぅ……あっぶねー……」
独り言……聞いてなかっただろうか。
「襲っちまう!」なんて恥ずかしい。
けど多分別の布団だとしても……
オレは襲うんだろうな。