【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第2章 *初体験【赤司征十郎】*
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「いつもご苦労様」
「え…?あ、赤司くん…!」
「キミの頑張りはいつも見ているよ、ありがとう」
「う、ううん…!そんな……」
「これからもよろしく」
「っ……あ、頭……」
こうやって時間が空いた時はいつも声を掛けていた。
頭に手を置くと赤くなったりしてとにかく可愛い子だ。
見ていて微笑ましいし、こっちまで優しい気持ちにしてくれる不思議な子でもある。
彼女は1軍マネージャーだから接点はかなりあった。
練習中にチラッと姿が見えただけで嬉しく思っていた自分もいたりして。
この温かい気持ちを大事にしたくて、オレは慎重且つ大胆に攻めた。
だから皆から噂されるようになってしまう。
赤司はの事が好きだと。