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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第32章 *ずっと昔から両想い【福井健介】*


「キツっ……けど入ったぜ……」



押し込んでは戻され、押し込んでは戻されを繰り返し……ようやく一つのカラダになったと福井。


四方八方から締め付けられてて福井は既に危うし。

そしてはいっぱいいっぱいに詰め込まれて意識を保つのに必死だった。



「け……ん……」

「悪りぃ……痛かっただろ」

「うん……でも平気……」

「動いて大丈夫か?なんかしんどそうだな……」

「大丈夫…!だから動いて……」



オレを誤魔化せると思ってんのか?


福井にはが今結構きてるってのが分かっていたからこう思うのだ。

熱に浮かされてる時の目とは明らかに違っていたから。
虚ろになっている。



「やめとくか。な」

「どうして……折角挿れたのに……」

「突いたらお前意識ぶっ飛ぶだろ」



“ヤるなら最後までお前と二人でじゃねぇと意味がねぇんだよ”

“オレの為に無理すんな”


そう言ってやると、は残念そうな表情をしながら「じゃあ……ちょっと休憩させて……」と言い残し意識を手放した。



「やっぱ無理してたな……わり……」



を苦しめてまでシたくなかった福井は自分の読みが当たって一安心。


隣に移動し、上に布団をかけてあげた福井は


いつ目覚めるか分からない彼女の側で、ずっと頭を撫でてあげるのであった。



「寝顔はホント変わんねぇな……」




*次へ続く*
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