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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第32章 *ずっと昔から両想い【福井健介】*




に抱きつかれる中、神経使って柔らかくした福井は「そろそろいいか」と判断して指を抜いた。


いよいよその瞬間がやって来て、は思わず身構えてしまう。



「そう警戒すんなよ」

「最後が1番痛いんでしょ…?」

「らしいな。けどそれが最後じゃねぇだろ」

「え……まだ何かあるの…?」

「お前が頑張れば分かる」

「?」



よく分かってないを置いてカバンを漁りゴムを1枚取り出す福井。

「持ってたの?!」などと言うに「うっせーよ!」と返しながら装着した。


そして改めて向かい合い、の足を広げた福井は自身を当てがう。



「いくぞ。力抜けよ」

「うっ、うんっ…!」

「バカか、抜けって言ってんだろ。大丈夫だから」



ここでも撫で撫でしてくれる福井にキュンとしてしまった。

けど次に押し寄せて来た痛みに声を上げ、カラダを捩らせてしまう。



「動くなコラっ…!」

「ダメっ、痛いっ!」

「暴れるからだろ…!落ち着け!」

「でもぉ…!」

「なるべく大きく息しろ……分かったか…?」

「んん…!」

「よし。じゃあもう一回…っ」
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