【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第32章 *ずっと昔から両想い【福井健介】*
それから一切の会話なし。
お互い見つめ合って事のタイミングを伺っていた。
シてぇんだけど……いいか?
そう言われなくても理解していると、
カラダの中から滾ってくる欲を抑えてる福井。
でも二人の距離は少しずつだが縮まっていた。
そしてこの見つめ合いを破るきっかけを作ったのは福井ではなく。
初めてで怖い事も沢山あるけど、健とだったら構わない。
自分の初は健じゃなきゃ嫌だ。
だからいいんだよ……。
という思いを込めて福井の頬に触れた。
「んッ……!」
それで糸が切れた福井は再びキスをしたのである。
モソモソと同じ布団の中に入っての上に跨り、両手を絡ませて飽きるくらい舌を絡ませ続けた。
「っハァ……わり……止めらんねぇ……」
「ンン……ふ、ぁ……」
息継ぎの合間にそう言って、またまた唇を重ねながら福井は自分の制服を緩め始める。
カーデとワイシャツを開けて、下にいるに自分の胸板を見せる格好となった。