【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第3章 *今日だけ【宮地&高尾】*
高尾side
な……んつーか……
まあこれはオレの意見だけど……
こういうのって見ると「恥ずかしい!」とか思ったりドキドキしちゃったりするもんだと思うんだよ。
けど今の2人を見ても……そんなの感じないんだよな。
まあ宮地さんがさんを本気で好きで、オレから遠ざけたくて必死なのは伝わってくる。
でもそんな荒々しいのヤられっと逆に隙だらけっつーか……オレなら優しくシてあげれんのにって……オレならもっと甘く出来るのにって思うし、
それに何よりオレは……さんから遠ざけられんのは嫌だ。
だから……
「ちょ、宮地さんそんなんじゃダメですってー!」
「ア?!口挟むな高尾!」
「いいっすか?愛撫ってのはこうやるんすよ……」
『へっ…?!や、やだ和君っ……』
「テメッ…!」
オレは懲りずに手を出しちまう。
1番の悪役はオレだけど……
そういう悪役も結構苦しいんだぜ…?
さんが誰のものでもなかったら……オレがもっと早く産まれてたらこんな事にはならなかった……。