【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第30章 *幸せな悩み【氷室辰也】*
「イきそうだった?」
「はい……」
「そうかやっぱり……。ならもう挿れていいかな?」
「えっ……でもあの……」
「大丈夫。ちゃんとイかせてあげるよ」
氷室の脳内で見えた光景。
それは律動の最中にが限界になって……自分に縋り付くイメージ。
「辰也さんっ……」って可愛くオレを呼んで抱きしめて。
動かされていっぱいいっぱいの時の方が、指でイかせるより自分を頼ってくれる。
日頃躱される分、情事の時くらいは沢山腕を回して欲しいと氷室は思っていた。
「、腰を落として……」
「は、はいっ……」
「そう……そのままゆっくり……」
その願いを叶えて貰うべく、氷室は自分を取り出してゴムを装着し、に上から挿れてもらった。
ーーーこれは座ったままでする座位。
お互いの顔が良く見え、抱き締め合えて、より密着出来る体位。
「オレを抱きしめて……」
「はいっ……」
「いくよ……」
ここで素直に言う事を聞いてくれるはズルい。
可愛すぎて動かなくても下半身がざわめいてしまう。
「……いいよ、気持ちいい……」
「はぁっ、あ……わ、私もで……すっ」
愛してる……。
の事を心からそう思う氷室は……氷室らしくちゃんと言葉にして伝える。
彼女の耳元で……吐息混じりの声を出しながら。
「……愛してるよ……」
言った途端にナカがキツくなったのを感じながら、氷室はを抱く手に力を込めて……
終わりが訪れるまで彼女を下から愛するのであった。
*次へ続く*