【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第29章 *嫉妬【黄瀬涼太】*
「だから凉太……機嫌直してよ、ね…?」
「何言ってんスか?普通っスよ!」笑
「いや……絶対怒ってる……」
その日1日中オレは自分抑えて過ごした。
ムカついたから他の女の子とは話してない。
っちはオレの。
オレはっちしか見てない。
割り込めるもんなら割り込んでみろよ!
って、そいつに見せ付けるようにしてたっス。
練習は練習で天敵(森山先輩)がいるしで、限界を超えてオレんちまでやって来た。
「だから……」グイッ
「きゃっ…!」
「怒ってねぇって」
けどここまで来たらもう見せ付ける必要なんてないからね。
っち寝かせて馬乗りっスわ。
すげぇ怯えてる。こういうの興奮するんスよね。
この不安で満ちた瞳を見ると……。
「嘘……」
「嘘じゃねぇっスよ?全く怒ってない」
「でも怖いよ……」
「それはっちの勘違いっスよ。ホントに怒ってるなら……」
「んん…っ」
「こんなに優しく触れないっスよ」