【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第26章 *浴衣【青峰大輝】*
「って……流石にもう食えねぇ……」
「買いすぎなの大輝は」
「けど全部食っただろーが」
「よく入るね……。じゃあチョコバナナ買いに行こうよ」
「あ?今食えねぇっつったろ」
「私が食べるんだってば。デザート!りんご飴でもいいんだけど……うーん……」
……デザート?
デザートっつったらお前……お前だろ。
あーったく……思い出しちまったじゃねぇかよ。
つかその前に、口になんか付いてんじゃん。
「ほら行こうよ」
「ちょっと待て」
「何?んっ……?!」
「何だバターじゃねぇか」
「な、なんで今キ…!」
「あ?口にバターが付いてたから取ってやったんだろーが」
「だからって…!もうこんな所でしないでよっ!」
あ。
ダメだわ。終わり終わり。終了。
照れんなよそんなに。
お陰で糸切れたわ。
もう修復不可能だぜ?
「とにかくチョコバナナ!」
「いらねーよそんなモン。それよりオレ食いてーモンがあんだよ」
「さっき食べれないって言ってたじゃない!」
「食えんだよ。……お前ならな」