【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第25章 *【黄瀬凉太】*
「はい、水どうぞっス」
「ありがとう。……またミネラルウォーターだ……」
「今何か言った?」
「う、ううん…!何でもない」
ウチに着いてブレザー脱いで、とりあえず水を出して一息。
何回か連れて来てるけど、まだまだ緊張するみたいで……オレから少し離れた所にちょこんと座ってる。
そのちょこんと座ってる姿でさえもが可愛い。
「ごめんっち、ねーちゃん居て」
「ううん、仕方ないよ」
「けどさっき友達と遊ぶって言ってたから……」
「りょーたー!!ちょっと降りてこーい!」
「あー呼び出しっスわ……。ごめんちょっと待ってて!」
「う、うん、わかった」
「直ぐ戻るから……」
「っ…!」
部屋出る前にっちのほっぺにキスしたら一瞬で赤くなっちゃったっスわ。
……あーもう可愛いっ!可愛すぎっスよもう!
ひと時も離れたくないのに呼びつけるとか……ホントねーちゃん嫌っス。
絶対ワザととしか思えねぇ。