【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第24章 *キミで良かった【降旗光樹】*
今回で2回目。
あの時は必死で全然雰囲気なかったから今日はちゃんと甘くしてあげたくて、何も聞かずにを布団まで運んだ。
両手ついてこいつ見下ろして……緊張のあまり噛み締めてた唇を解放したオレは、大好きなの唇に自分のを重ねた。
「……はぁ……んっ、ふ……」
口の隙間から漏れるの息。
しんどいかな?って離してみればトロンと蕩けた顔見せられて、オレ……騒ついた。
何でこんなに可愛いんだ……。
「なあ……」
「ん…?」
「オレ……と付き合って良かったよ」
「光くん…?」
「ホント、ありがとな」
もしあの約束が今も生きてたらどうなってただろうな。
……きっとオレはじゃなくてあの子を見てた。
の事は良い子だなくらいで終わってたかもしれない。
自分勝手だろうけど……で良かった。
あそこでフられて良かった。
今じゃしか考えられねぇし。
大好きなんだ、お前の事……。