【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第24章 *キミで良かった【降旗光樹】*
「オレ本当に嬉しくてさ!バスケやってて良かったって思ったよ!」
結果は……オレ達誠凛の勝ち。
試合が終わって火神んちで黒子の過去の話を聞いてたから遅くなったけど、
【勝った!てかオレ試合出た!】
ってにメールしたらどうしても会いたいって言うから、迎えに行ってオレんちに来たんだ。
ウチの親、仕事であんまり家に居ないからつい大声で試合の話しちゃったよ。
「すげぇ緊張して頭真っ白だったけどさ、オレがパスしたボールがネットくぐった時はホントやばかった!実際オレも点決められたんだ!あれはマジで嬉しか……」
「おめでとう、光くん」
「っ……」
って興奮気味で喋ってたら……が頬にキスしてくれた。
突然過ぎてまたもや頭真っ白になりかけたけど、気付いたらオレ……こいつ抱きしめてた。
試合での興奮から来るドキドキと、を抱きしめてるドキドキでわけわかんねぇ。
でもオレはから離れられなかったんだ。