【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第24章 *キミで良かった【降旗光樹】*
「皆さん何を話しているんですか?」
「うわあ!!黒子っ!!」
次の日さ、早速と言っちゃアレだけど……廊下で福田と河原に報告してたんだ。彼女出来た!って。
そしたら突然の黒子の出現でオレビビっちまった。
なんて言うか……自慢したいわけじゃないんだけど、今のこの幸せな気持ちを聞いてもらいたくて……黒子にも報告。
「そうだったんですか。良かったですね」
「おう!ありがとな!」
「どんな方なんですか?」
「え?ほら、黒子なら会ってる筈だよ。図書委員の」
「あ。わかりました、あの人なんですね」
「そうそう!可愛いよなーあいつ。けどモテるんだよなー」
「そうですね。よく男子から話し掛けられていました」
「だろ?言っとくけど黒子、あんまりちょっかい出すなよ?」
「僕よりあの人達の方が危ないと思います」
「え?あー!」
黒子の指差す方向に、男数人に話し掛けられてるを発見。
ちょっと困ってる感じだったし、ここはかっこよく助けに行かないとな!って、オレは皆の輪から離れた。
なんか彼氏って感じがして……少し優越感感じる。