【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第24章 *キミで良かった【降旗光樹】*
「わり、待たせた?」
「ううん。ごめんね、呼び出したりして……」
「気にすんなって。嬉しかったし」
「え…?」
「あっ!いや今のは……。そ、それより何かあった?」
「……怒らないで聞いて欲しいの」
「怒るわけねぇって。何?」
「私……降旗くんの事好きなの……」
「え…?」
「ごめんなさい……。今言う事じゃないのは分かってる。事情は知ってるし、そんな時に告白するなんて卑怯だと思う。けど……」
「う、うん」
「私ずっと前から好きで……。私なら降旗くんの事フったりしない。側にいるって約束する。だから私じゃ……ダメ、かな……」
驚くだろ…?
向こうからオレが言いたかった事を言ってきたんだから。
すげぇドキドキする。
心臓飛び出んじゃねぇかってくらい。
嬉し過ぎて飛び上がりそうになったけどそこは抑えた。
「何言ってんだよ…!ダメなわけないって!」
「え……じゃあ……」
「てかオレのセリフだし。す……好き、とか……」
「降旗くん……」
「オ、オレも…!オレもが好きだ!だから……こんなオレで良かったら…!」
「私……降旗くんじゃなきゃヤダもん……」
「やべ可愛い……」
「え…?」
「あ!いや何でもねぇよ!よろしくな!えっと………!」