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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第23章 *兄妹【緑間真太郎】*


喉が鳴ったのだよ。
まさか求めてくるとは。


けど吐息混じりに耳元で可愛く言われてはゾクゾクしてたまらない。


が理性を手放したように、オレもまた理性なく自身を当てがってナカに挿れてしまった。



「はっ、あぁ…っ!あっ……お兄ちゃ…っ、大きっ……」

「いくぞ……ンっ、……っ!」

「んあぁっ…!」



頭には快感の二文字。


のナカは熱く溶けそうで……何度も打ち付けたくなる気持ち良さなのだよ。


その証拠にオレは動きが止まらず出し入れしている。



「ンっ……ハァ……っ!」

「あっあっ…!んぅ…っ」



交わす言葉なんてないのだよ。
気持ち良いかなんて聞かなくとも見ていれば分かる。


お前のその姿、声……

本当に可愛いのだよ。



「…っ」

「ふっ、んん!んっ……!」



兄妹じゃなければ付き合えていただろうか。
オレが好きだと言えばお前は頷いてくれただろうか。


始まりはどうであれ、一度きりというのは嫌なのだよ。


カラダを重ねてしまった今……オレのお前に対する想いは増幅するばかりだ。

胸が苦しい。


“ずっとこのままでいられたら……”


そんな考えばかりが頭を支配していく。


終わらせまいと必死で堪えていたものが放出された瞬間……


オレの胸は張り裂けそうだった……。




*次へ続く*
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