【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第23章 *兄妹【緑間真太郎】*
*おまけ*翌朝
「なんだもう起きていたのか」
「きゃぁ!!」
「なんなのだよ」
「い、いいいいきなり部屋入ってこないでよっ!」
「いつもの事だろう」
「今日からは違うから!」
「どういう事なのだよ」
「あんな事になったんだよ?!てか何も変わらないお兄ちゃんが変!」
「……あれはすまなかったのだよ」
「いや、いいよ謝らなくて!それ言われると自分がバカみたいだし!」
「馬鹿だと?それは事実だろう」
「頭じゃなくて!心が!」
「もっと簡潔に話せ。理解できん」
「だから…!お兄ちゃんが頭から離れないんだよ!」
「オレがか?何故なのだよ」
「何故?!ヤったからに決まってんじゃん!」
「情事が離れないのか?」
「それもそうだけど…!あーもう!お兄ちゃんの馬鹿!今日おは朝見せないよ?!」
「それはやめろ困るのだよ!」
「だったら好きになっちゃった私をなんとかしてよね!」
「好き…?何を好きになったのだよ」
「わかってよ!お兄ちゃんだよ!」
「なっ……」
「どうしてくれんの?!早く頭から出てってよー!」
「そのままでいろ」
「ええ?!きゃ…!ちょっと今抱き締めるとか…!」
「お前がオレを好きと言うなら……オレはお前を愛してやるのだよ。ずっと……」
「でも兄妹じゃん…!」
「オレが政治家になって法律を撃ってやるのだよ」
「え、撃つの…?!」
*終わり*
「時々お兄ちゃんはアホな事言う……」