【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第22章 *虹、キセキに嫉妬する【虹村修造】*
ああ……オレ今最低な事してんなとはチラッと考えたわ。
いつもなら可愛く喘ぐこいつが声を出さねぇ。
けどそれが癇に障っちまうから……荒くなる、どうしても。
が涙溜めて堪えてんのに気付かないくらい今のオレは馬鹿だ。
苦しめたくねぇのに……。
「ア?濡らさねぇってどういう事だよ…!」
「っ……」
「ちょこっと触るだけで濡らすくせして何だよこれは」
「それは…っ」
「だったら舐めんぞ。足広げろ」
「修造っ……」
「早く広げろ聞こえねぇのか!」
「……っ」
オレに広い心をくれ。
そしたらこんな目に合わせなくて済んだ。
でもオレは……こいつが好きでたまんねぇから…!
目つきの悪いオレを……昔やんちゃしてたオレを……
は「好きです」って言ってくれる。
どんな時でも隣で微笑んでオレを癒してくれる。
そんなお前が好きだからちょっとした事でもダメなんだよ……。
オレから離れて行きそうなそんな感覚に陥っちまう……。