【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第2章 *初体験【赤司征十郎】*
感じている声を聞きたいのは山々だが、オレはその声を自らのキスで遮ってしまう。
もっと上体を倒してを腕に抱き、もまたオレを抱きしめながら熱い口付けをして……
「ハァ、っハァ…イクよ…っ」
合間にこう言ったオレは、の胎内で終わりを迎えた。
けど腰の動きが止まっても唇が離れる事なく重なり続け、いつまでも求め合うオレと。
「……愛しているよ……」
「え……愛し、んんっ…!」
“好き“ではなく“愛してる”と言われて驚いたの口をまた塞いで……初めての夜は思いっきり余韻に浸って終わった。
この日、オレが家に送る時までずっとの顔は赤いままだった。
そして別れ際、
「征十郎…?」
「どうしたんだい?…んっ……」
「お、おやすみっ!」
は少し背伸びしてオレにキスしてくれた。
そのキスの意味が分かって、オレは1人玄関の前で中に入ってしまったに微笑む。
「ありがとう」
*次へ続く*
“私も愛してる……”