【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第2章 *初体験【赤司征十郎】*
こうして動き続けること暫く。
お互いの呼吸音に混ざって可愛い声が聞こえ始めた。
気付けば動きはだいぶスムーズになり、のナカを行ったり来たり出来ている。
「もうっ…大丈夫かい…っ?」
「はぁ…平気っ、んぁっ…」
「可愛いよ…っ、とても……」
「っ……」ぷいっ
「…?」
またもやオレから視線を外されてしまった。
微笑んだだけなのに。
耳まで真っ赤になったその横顔を見ていれば、恥ずかしがっているというのは理解出来るのだが。
「……オレを見るんだ…っ」
「でもぉ…っ」
「何を躊躇する…?今の顔を見せてっ、ハァ…くれないかい…?」
「うぅ……」
「フッ……可愛いよ…、んっ……」
「ふ……んんっ…!」