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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第20章 *幼馴染は意地っ張り【青峰大輝】*


「オレをこんな風にしたのはお前だろーが」

「知らないよ。あーあ、昔は純粋で可愛かったってのに。!って呼んでさ、ちょっと話しただけではにかんだ笑顔見せてほっぺまで赤、うわっ!」

「それ以上グダグダ言ったらぶっ殺すぞ」

「あのさ、急に体制入れ替えるのやめてくれない?」

「じゃあ聞くけど、そんなオレと何で付き合ってんだよ」

「そりゃアンタが、“お前の事好きなんだよ…!お前が他の奴と仲良くしてんの見てるとイラついてしょうがねぇ……。オレがいりゃ、んんっ!」



何コクった時のセリフ丸暗記してんだこいつは…!
思い出させてんじゃねぇよ恥ずかしい。キスして遮っちまったじゃねぇか。


つか最後に言ったのは「オレがいりゃそれでいいだろーが」だったな。

ホントにそう思ってた。……まあ今もな。



「一々言ってんじゃねーよ」

「聞いたのは大ちゃんじゃん」

「オレが聞いたのは何で付き合ってんのかって事だろーが」

「……見捨てられないから」

「あ?」

「嘘。まあそれもあるけど……好きだからに決まってんじゃん」
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