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【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】

第17章 *会いたかった【紫原敦】*


「ちんっ……」



で〜、部屋に入ってドアが閉まり切る前にオレ抱きしめちゃった。


あれ聞いたりこれ聞いたりしたかったんだけど……それよりも何よりもちんをぎゅ〜ってしたくて。


そっちがどう思ってようと……オレは今もちんが好き。



「会いたかったし…っ」

「むっ……くん……」

「何で……何でオレの前から消えたの……」

「……それは……むっくんに迷惑かけたくなかったから……」

「いきなり消える方が迷惑だし…っ」

「ごめん……。でもむっくんがどんどん強くなっていくのを見て私邪魔なんじゃないかって……思って……」

「邪魔じゃね〜し…!オレはずっと……ずっとちんの事好きだった…っ」

「むっくん……」

「ね〜……ちんは…?まだ好きでいてくれてんの〜…?」



こう聞いたら黙っちゃってさ〜……。

試合観に来てたし期待してたのに不安でしょうがなかったけど……


「好きだよ……」って言ってくれた。

正確には「好きだ……」までしか聞いてなかったけど。



だってオレ……キスしちゃったから。
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