【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第17章 *会いたかった【紫原敦】*
「あ〜もうどこだし…!」
観客席んとこまで来たけど人多すぎでしょ。
ちん見つけらんなくてムカつく。ヒネリ潰したい。
けどオレ周りより頭飛び出てるから探すには有利だよね〜。
ほら〜、あそこにちんらしい人が見え……
ってちんじゃん。
「ちん!」
「っ……」
「捕まえた……もう離さないよ」
ガッチリ腕掴んで確保に成功したんだけどこっち向いてくんね〜し。
折角久しぶり会えたってのに……もうオレの事なんて何とも思ってないのかと思ってイラついてさ〜……
ちょっと強引にホテルまで引っ張って歩いたよ。
「おい紫原、誰だその子は」
「邪魔しないで雅子ちん」
「あ?!おい止まれ」
「ヤダ」
雅子ちんに見つかったけど今は怖くね〜し。
ちんの腕は絶対離さない。
「紫原は彼女いたアルか?」「知らね」「彼女おおおお?!」
これ全部無視無視〜。
アゴとかうっさいし。