【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第16章 *このオレが一途【灰崎祥吾】続*
「……ハハッ」
「なに…?」
「可愛い事言ってくれんじゃんお前さァ……。これ以上オレをハマらせんじゃねぇよ…!」
「んぁぁ…!」
「頭……っハァ……おかしくなりそうだぜっ……」
1人の女に目を付けて……好きになって……それがマジになって……
今じゃ好きを通り越してるとはよォ……オレらしくねぇ。
しかしこんなオレを変えたお前は……ホントすげぇな。
「っ……この先ずっと……オレの女でいてくれんだろうなァ…っ」
「うんっ……」
「だったら今誓え…っ、ずっと……オレのモンでいるって、さァ…っ」
「っ……」
「ハァっ……どうしたァ…?言えねぇのかっ……」
「っ……ずっと……ずっと側にいるよ……愛してる…っ」
オレ自身言えねぇ事をこいつに言わせて……こっちは「オレもだ」と答える。
つまりは「愛してる」っていう言葉を言い換えた。
これならオレでも言えるぜ。
まァそれに気付いたらしいなァ……。
こいつ……
「ふふっ……」
笑いやがった……。
*次へ続く*