【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第16章 *このオレが一途【灰崎祥吾】続*
ちょっと聞いてみただけだ。押し切ってまで挿れねぇよ。
前も言ったけど泣かせたくねぇからなァ……。
それ程オレは……こいつが大事だ。
「付けたぜ。これなら大丈夫だろ」
「ごめん……ね……」
「ア?」
「祥吾くんは……そうしたいんだよね……」
「そんなモンこの先幾らでも出来んだろ」
「え……それ……」
「いいから挿れるぜ。相当我慢してんだこっちは」
「あ……うん……」
「腰上げんなよ……っ」
「あっ!んん!」
付けたのは前タラタラ説明したうっすーいゴムな。
生でシた経験のあるオレからしたら……やっぱちげーんだよなァ、いくら薄いっつっても。
けどコイツを付けてお前の不安がなくなんならお安い御用だぜ。
「ハハッ……せっ……めぇな、ったく……っ」
「またっ…?」
「オレの逃がしたくねぇんだろ……処女じゃねぇのにキツいなんてよ…っ」
「わかんないっ……でも……いつも終わりたくないって思ってる……」
ア…?何だよそれお前……初めて聞いたぜ…?
オレとヤんのを終わらせたくない…?
ふざけんなよお前……カラダ震わせんな、バァカ。
……もう好きじゃ言い表せねぇよ、お前の事。
けどアレは……オレの口からは言えねぇな……。