【黒子のバスケ】お手をどうぞ、お姫様【裏*18禁】
第16章 *このオレが一途【灰崎祥吾】続*
いつもは微笑む感じで笑う事の多い。
けど海に入ったらマジ楽しそうにしててよォ……キャハキャハ言ってるわ。
「わっ!祥吾くん波!」
「結構デカくね?」
「そうかな?」
「危ねぇからこっち来いよ」グイッ
「これくらい大丈……きゃっ!」
「ほら見ろ」
頭から海水被って前髪張り付いてるぜ、こいつ。
髪はなるべく濡らしたくないって言ってたからなァ……膨れてるわ。
「むー……」ってオレを見上げてくる。
「ハハッ!油断してるからそーなんだろ」
「だって大丈夫だと思ったんだもん……」
「拭いてやるから変な顔してんじゃねーよ」
「変…?」
「可愛いって言った方が良かったかァ?」
「っ……」
「赤くなんなよ襲いたくなんだろーが。とりあえず一旦上がろうぜ」
「う、うん……」
で上がって、まだ照れてるの髪を拭いてやるオレは……つくづくこいつに惚れてんなァと思うぜ。
海だし、周りにはカップルなんて大量に居んのに……別に奪いに行こうとは思わねぇしなァ。
オレの女が1番いいぜ。